著名投資家ウォーレン・バフェット氏とランチを共にする権利を、457万ドル(約5億円)という過去最高額で落札したのは、仮想通貨「トロン」の創設者で、「ジャック・マーの門下生」を自称する28歳の中国人起業家ジャスティン・サン(孫宇晨)氏だった。だが、サン氏の行動や言動に対し、中国の著名な経営者からは「売名行為」「品がない」と風当りが強まっている。 中国人4人目の落札者 2000年からランチの権利をオークションに出しているウォーレン・バフェット氏 バフェット氏は、慈善活動の一環として2000年からランチの権利をオークションに出しており、サン氏は中国人としては4人目の落札者となった。落札者は7人の友人を連れていくことができ、サン氏は仮想通貨業界の仲間たちを誘っている(既にSNS上で断った人もいる)。ランチ時の話題は原則自由だが、2008年に落札した中国人投資家が、バフェット氏に個別の株を勧めたこと