デル株式会社は3月5日、2008年度(2007年2月~2008年1月)の業績と2009年度(2008年2月~2008年1月)の事業戦略に関する説明会を開催。説明会には、同社代表取締役社長のジム・メリット氏、および米Dell 日本/アジア太平洋地域統括責任者であるスティーブ・フェリス氏が出席した。 2008年度のグローバルでの業績は、売上高が前年比6%増の611億ドル、営業利益が前年比12%増の34億4000万ドルと引き続き好調に推移したと発表。フェリス氏は、「直近の第4四半期を見てみると、BRICs地域の売上が36%増と大幅に伸びたほか、ノートPC製品も24%増と高い成長を遂げたのが大きな要因となった」と、新興国市場での成長が牽引したと説明。このうち、日本を含むアジア太平洋地域の第4四半期の実績を見ると、出荷台数・売上・粗利・営業利益のそれぞれで計画を上回る成績を収めたと述べた。 エンター