わらべうたを歌いながらお手玉で遊んでいるうち、子どもの表情がどんどん生き生きしてくるのがわかる。大熊先生の「わらべうたはともだち」は、「あゆチャンネル」という厚木のケーブルテレビで見ることができる 小さい頃、「わらべうた」を歌ったり、遊んだりした経験がある人って、現在どのくらいいるのだろうか。 わらべうたの収集、研究をしている神戸大学教授、岩井正浩先生によると、いまの40代ぐらいがわらべうたで育った最後の世代、ということになるのだそう。 そういえば、子どもたちの間で「花いちもんめ」や「かごめかごめ」、「だるまさんがころんだ」などを歌いながら遊ぶ光景は、最近すっかりお目にかからなくなったような気がする。 日本語のイントネーションに合わせた、作詞者、作曲者のない「伝承音楽」であるわらべうた。「◯◯ちゃん あーそーぼ」とか、「おまえのかあちゃん でーべーそー」なんていうのも、考えようによっては「