蕨市都市整備部の主事級の男性職員がツイッターで「死ね」「くず」「ごみ」などと複数の相手を誹謗(ひぼう)中傷する言動を発信していたとして、市がこの職員を減給10%(3カ月間)の懲戒処分にしていたことが14日、分かった。処分は12日付。 29歳男性過労死、過酷な深夜業務「仕事辞めたい」 退勤時間後も仕事…隠れ残業や隠れ出勤、常態化か 市によると、今年5月下旬ごろ「職員らしい人がツイッター上で暴言を発信している」と第三者から情報提供があった。調査の結果、男性職員が2015年4月~今年6月、ツイッター上に不適切な書き込みをしていたことを確認した。男性職員は書き込みを認めたが「悪意はなかった」と話したという。 ツイッター上での暴言による職員の懲戒処分は、同市としては初めて。阿部泰洋人事課長(51)は「ツイッター上の書き込みは、私信のやりとりとは違う。限られた空間であっても、ほかの人も見る。公務員とし