――そこから収録が始まって、演じるにあたって意識したことやディレクションで印象に残っていることはありますか? 希水結華ちゃんは一見すると、みんなのことをすごく見ていて、その場をパッと明るくする元気なお調子者に感じるかもしれませんが、コミュを読んでいくとプロデューサーさんとの関係性だったり、自分の過去があってのいまへの想いだったり、すごく複雑な感情が入り混じっている子だと知りました。 収録では、ふだんの結華ちゃんと、ベールを脱いでいくときの結華ちゃんの差を出すのはすごく難しかったのですが、そこの表現はこだわりました。あとは、アンティーカのみんなとは最初からガンガン話して仲よしだなという感じではありますが、“感謝祭”編の(白瀬)咲耶との浜辺のシーンが印象的でした。明るく楽しいだけではなく、ときには本音をぶつけ合って、本当の仲間としての関係性ができあがっていくような表現をより繊細に彩りよく出せる