Bluetooth(ブルートゥース)の脆弱性を狙った攻撃が増えている。パッチを自動で適用するシステムが整備されていないことと、すぐに接続相手を求めるというBluetoothの性質が、問題を大きくしているという。 電力会社のPCがハッカーに乗っ取られる決定的瞬間(動画あり) 家を出るときに鍵をかけるのも、スマートフォンに何がしかのロックをかけるのも、言わずもがなの行為だ。が、デジタル通信の世界では、Wi-Fiや携帯回線の接続ポイントなどの“開けっ放しにされた入り口”がたくさんある。もっとも、これは想定内のリスクであり、このリスクに見合う価値があるといえる。 だが、Bluetoothではこの想定は通用しない。どうしても必要なとき以外は、Bluetoothをすぐにでもオフにしておくべきだ。 米国のセキュリティ企業Armisは、9月12日付けでBluetoothの脆弱性のひとつ「BlueBorne