ソーシャルビジネス分野の優れた取り組みを表彰する「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」第2回の大賞は、都市との連携により農村の耕作放棄地の再生などを目指すNPO法人「えがおつなげて」(曽根原久司代表)が受賞した。 いざ田植えに出発。参加者のほとんどが田植え初体験(築200年の古民家を改装した山梨事務所前にて)。 えがおつなげては、都市と農村を"楽しく"つなぐさまざまな仕掛けづくりを通じて、都市や農村が抱える課題解決に取り組んでいる。なかでも象徴的な事業が、農村資源を都市の企業が活用することによって、新たな価値創造を目指す「企業ファーム」だ。 そこではどんな課題やニーズがあり、どんな価値が生み出されているのか。その一端を探るべく、5月下旬、山梨県北杜市須玉町増富地区にある博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの「はくほうファーム」の田植えに同行した。 ◇ ◇ ◇