今や日本を代表し世界でもトップレベルの演奏力と存在感を持つバグパイパー五社義明氏。バグパイプを抱えステージのど真ん中で演奏する彼の立ち振る舞いからは、常に気迫と緊張感と人間味を垣間見る事が出来る。必要以上のバグパイプに対する愛とストイックな努力とそして柔軟なマインドから多くの事を学ぶ事が出来るはず。Mr バグパイパー五社義明氏のインタビューです。 —–まずバグパイプを知らない人もいると思うので簡単に説明して頂けますか? 簡単に説明するとですね、スコットランドの民族楽器なんですけど、元々は中東とかインドの方が発祥でそれがケルト人とかアーリア人と共にスコットランドに流れて来た際にケルト系の人達に定着したって言われていますね。世界的に言うとおよそ30種類くらいのバグパイプがあるんですけど、僕がやっているのはハイランドパイプって言うスコットランドのバグパイプで一番有名な部類のバグパイプになります。