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ブックマーク / news.mynavi.jp (20)

  • 「女は感情的」という「論理大好き男」をお好みに従って論理でつめてみたよ

    「女は感情的」「論理的な話ができない」という二元論が大好きな皆さん、こんにちは! ぱぷりこです。 こういう、ホールのショートケーキを薙刀でたたき切るみたいなアバウトな話には「精神の解像度がGIFなの? 」としか思いませんが、「彼氏との話し合いが進まない」「君はすぐ感情的になるから論理的に話し合おうって言われるけど何を言ったらいいかわからない」と真剣に悩んでいる女性たちは思いのほか多いようです。 15~30秒程度の短いプレゼン、いわゆるエレベーターピッチを作ればいんじゃね? ……だともうコラムが終わってしまいますので、今回は「女はすぐ感情的になる」「まともな話し合いにならない」という男性陣のお好みに従って、論理的に話し合いを進めてみましょう! 愛のガントチャートつくろっ☆ 「ねえ、年が明けたら籍を入れるって言ってた話、結局どうなったの? もう3月だよ。前回『酔っぱらってるから酔いが覚めた後で

    「女は感情的」という「論理大好き男」をお好みに従って論理でつめてみたよ
    yz_s
    yz_s 2016/02/28
    まぁね、「女が家事をするのが普通」とかも感情的で意味わからんしね。
  • アラサー撒き餌女子の恋愛☆百鬼夜行(2) 「好みのタイプは一緒にいて楽しい人☆」という女子が高確率で自爆するワケ

    「あー彼氏ほしいよ~。ねぇ、誰かいい人いない? 」 「前の彼氏と別れて結構経つよね。紹介できるかなー。どんな人が好きなの? 」 「まぁ顔とかはどうでもよくて、やっぱり一緒にいて楽しい人がいいかなー」 「あーわかるわかる! 楽しくない人と付き合えないよねー結婚とか絶対無理」 「でっしょー! ま、とにかく出会わなきゃだし、合コンよろしく! 」 「おっけー! とりま会計士の友達に連絡するね☆」 お久しぶりです、ぱぷりこです。はい。いかがですか? この会話、した記憶ありませんか? 非常に一般的な「あるある」な女子会の場面を切り取りました。この「一緒にいて楽しい人がいい」という一見まともそうな要件ですが、これを掲げて合コン・紹介を頼む女子で、結果が出る人を私は見たことがありません。 一緒にいて楽しい人は無償サービスの執事的男子 この手のゆるふわワードに対して、じゃあ「どんな人が一緒にいて楽しい人なの

    アラサー撒き餌女子の恋愛☆百鬼夜行(2) 「好みのタイプは一緒にいて楽しい人☆」という女子が高確率で自爆するワケ
    yz_s
    yz_s 2016/01/29
    これは男性も読んだ方がいいねえ。
  • アラサー撒き餌女子の恋愛☆百鬼夜行(5) 結婚したい女子は"彼氏にエスパーになってほしい"という狂気の願望を捨てよ

    厄よけ! (挨拶)こんにちは、ぱぷりこです。 妖怪男女ウォッチャーたる私にとって、厄よけは毎年の必須行事。「ぱぷりこ聞いて!」と寄せられる案件が年を追うごとにどんどんヘビーになるので、定期的に浄化しないと無理ゲーというものです。厄年とか関係ない。 さて、1月に新年会をやるたび、帰省したくないでござる病を発症するアラサー女子が年々増えていくように思います。親族から「結婚はまだかー」とナマハゲよろしく迫られ、げっそりしたという報告が続々と上がってきます。そんなプレッシャーと新年の意気込みを反映してか、実際、1月は1年の中でも特に結婚相談所への登録が多くなる時期だそうです。 こういう話になると「A子はいいじゃん、彼氏いるんだから」「こっちはノー彼だよ!」と吠える女子がいるものですが、むしろ「彼氏持ち」の皆さんの結婚問題の方が、闇が深いことが多いです。というわけで今回は、アラサー女子のお悩み三巨人

    アラサー撒き餌女子の恋愛☆百鬼夜行(5) 結婚したい女子は"彼氏にエスパーになってほしい"という狂気の願望を捨てよ
    yz_s
    yz_s 2016/01/29
    で、「今は無理だなー」が返って来たらさっさと切ろうね。(吐血)
  • 女の節目~人生の選択(7) vol.7「初めての、自己顕示欲」【12歳】

    --------------------------------------------------------------------------- 初恋、初体験、結婚、就職、出産、閉経、死別……。 人生のなかで重要な「節目」ほど、意外とさらりとやってきます。 そこに芽生える、悩み、葛藤、自信、その他の感情について 気鋭の文筆家、岡田育さんがみずからの体験をもとに綴ります。 「女の節目」は、みな同じ。「女の人生」は、人それぞれ。 誕生から死に至るまでの暮らしの中での「わたくしごと」、 女性にとっての「節目」を、時系列で追う連載です。 --------------------------------------------------------------------------- 名前をつけてやる 入江紀子の漫画『のら』の主人公には、名前がない。天涯孤独で戸籍や住民票を持たず、住所不定

    女の節目~人生の選択(7) vol.7「初めての、自己顕示欲」【12歳】
    yz_s
    yz_s 2014/12/05
    自分のなまえを自分でつけるのって、俺もやってたけど難しいんだよねぇ。まだそんなに自分のことわかってないし。 / 谷中さんだと(ガタッ
  • 女の節目~人生の選択(3) vol.3「初めての、恋」【4歳】

    --------------------------------------------------------------------------- 初恋、初体験、結婚、就職、出産、閉経、死別……。 人生のなかで重要な「節目」ほど、意外とさらりとやってきます。 そこに芽生える、悩み、葛藤、自信、その他の感情について 気鋭の文筆家、岡田育さんがみずからの体験をもとに綴ります。 「女の節目」は、みな同じ。「女の人生」は、人それぞれ。 誕生から死に至るまでの暮らしの中での「わたくしごと」、 女性にとっての「節目」を、時系列で追う連載です。 --------------------------------------------------------------------------- 初めての恋が、墓場まで続く 「三つ子の魂百まで」という諺(ことわざ)がある。三歳児のときの性分は、百歳にな

    女の節目~人生の選択(3) vol.3「初めての、恋」【4歳】
    yz_s
    yz_s 2014/10/03
    おもしろかった。自分は「他との違い」をあまり意識していない子だったらしい、ということも思い出した。
  • 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(12) いつか誰かに聞いた結婚の話を、別の誰かに話す今

    さよならなんて云えないよ 嫁へ行くつもりじゃなかった、結婚したいと思っていたわけじゃなかった、とはいえ結婚しないと決めていたわけでもなかった、我ながら結婚について書く資格はない、けれど悪と罵られる謂れもない、……「結婚」について書くとき考えるとき、「ナイ、ナイ、ナイ」と否定を積み重ねてしまうのは何故だろう。 私が文章に否定形を多用するのは今に始まった話ではナイのだが、テーマが「結婚」だったせいか、ことさら読み手にネガティブな印象を与えてしまっていたようだ。パンドラの函と同じで、数々の否定が飛散していったあと、最後に残るのはたった一つの肯定、だと思っているのだけれど、そうは受け止めてもらえなかったりもする。 突然だが、私は自称アーティストでも何でもなく通りすがりの一般人で、「無の状態でいるところに或る日突然インスピレーションが降ってきて、そこから新しいアイディアが自然に湧いてくる」といった

    嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(12) いつか誰かに聞いた結婚の話を、別の誰かに話す今
    yz_s
    yz_s 2014/07/18
    なるほど、と頷いた。 / 『燃すぞ?』が俺の中で流行語大賞確定。
  • 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(11) したいことができるように、できることをする女

    ヤジと下水と機械工業 集団的自衛権の行使容認というとんでもないことが閣議決定されてしまったおかげで、すでに記憶の彼方となりつつあるが、二〇一四年夏、直前に日のメディアを騒がせていたのは東京都議会ヤジ問題だった。晩婚化対策に関して質問する未婚の女性議員に、与党席から「早く結婚しろ」「自分が産んでから」とヤジが浴びせられた件だ。ヤジ以上に謝罪の言葉がすごかった。名乗り出た発言者の男性議員は「素晴らしい方なので早く結婚してほしいと思った」とのたまい、与党幹事長まで「結婚したくてもできない人たちのために、党全体として強力な政策実現を」云々と詫びを入れる始末。まったく問題の質を理解できていないし、さっぱり謝罪になっていない。 そういえば二〇〇七年には「産む機械」発言というのもあった。出産可能年齢にある女性、すなわち「産む機械」の数は決まっているから、あとは一台あたりの生産性の向上を、という話だ。

    嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(11) したいことができるように、できることをする女
    yz_s
    yz_s 2014/07/04
    「したいからする」「したいけどできない」「できるけどしない」全部違うのだよね。 / 結婚したら子供作って当然と思ってる人たちほんとどうにかして。
  • 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(10) 不躾なモテない質問、美しく燃える銛の女

    歯に衣うまく着せられない 私がまだ独身で恋人も長くいなかった時期、一週間にする自慰行為の回数を訊いてくる人間など、ほとんどいなかった。特定のパートナーと法的に結婚した今、一週間にするセックスの回数を訊くような質問を投げかけてくる人が、とても増えたように感じる。個人で耽る自慰行為についてならまだしも、セックスは相手がいて初めて成立する行為で、ビジネスマンが取引先の情報を第三者へ迂闊に漏らしたりしないのと同様、片方の一存で話せることには限りがあり、非常に答えづらい……と私は考えるのだが、世間では「独身女子に性の質問は失礼/既婚者になら何でも訊いてよし」という不文律でもあるらしい。 具体的には、相手と一度も性交渉をしたことのないまま先に結婚を決めた、というのが珍しがられてのことか、「これからずっと、たった一人の男性と、なんて、そんな覚悟が、よく決まりましたね……?」という質問をよく受ける。なぜか

    嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(10) 不躾なモテない質問、美しく燃える銛の女
    yz_s
    yz_s 2014/06/20
    "「これからずっと、たった一人の男性と、なんて、そんな覚悟が、よく決まりましたね……?」" なんて訊かれたことないので、読んだ瞬間怖気が立った。
  • 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(5) 愛妻家の君と恐妻家の僕

    燃えろ火の玉、必殺、必殺 突然だが、私は「恋」をしたがる既婚男性が大嫌いである。最大限の恩情をもってここでは名前と所属企業名を伏せておくが、昔ある子持ちの知人に呼び出され、「岡田さん、最近ちゃんと恋してる? 僕はね、しちゃってるんですよ……!」から始まる、職場の部下への「純愛」語りを聞かされたことがある。一応は得意先の人間なので「わぁ、最低ですね! 社会的に抹殺したいですぅ~!」とニコニコしながら耳を傾けたのだが、内心、卓上のウィスキーと揺らめくキャンドルの炎を薙ぎ倒して股間をフランベしてやろうかと思っていた。何が「純愛」だ。燃すぞ。 とくに許せなかったのは、某大手企業勤務のこの男性がSNS上では「愛家」を演じていたためだった。いや、演じるというより、彼にとって「愛」と「婚外恋愛」とは呼吸するように両立可能なのであると、その晩ようやく知った。「家内はとてもよくやってくれている。子供も

    嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(5) 愛妻家の君と恐妻家の僕
    yz_s
    yz_s 2014/03/15
    『燃すぞ』借りますwwwwwww
  • 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(1) ためいきの数だけブーケを束ねた女

    かけつけスライディング土下座 昨年10月から12月にかけて、『嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記』というエッセイを書き連ねた。未婚の人、既婚の人、老若男女さまざまな反響をいただいてとても嬉しかったのだが、或る意味で最大級にインパクトのある感想は、連載が無事終了したその後に、突然やって来た。 「お姉ちゃん、あのブーケの押し花、業者じゃなくて私からのサプライズプレゼントだったんですけど……ぶっちゃけ大ショック……」 正月休みのある日、実妹から届いたメールである。何かと思えば、最終回の締めくくりに用いた一文についてだった。 「結婚パーティーで会場装飾に使った花が忘れた頃に業者から額装された押し花となって届き(ぶっちゃけ超要らない)、」 「(ぶっちゃけ超要らない)、」 「(ぶっちゃけ超要らない)、」 ……ご、ご、ごめんなさい……!!!!! もちろん土下座で平謝り。てっきり会場装飾プランに含

    嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話(1) ためいきの数だけブーケを束ねた女
    yz_s
    yz_s 2014/01/24
    うーん。姉も妹もいないので正直窮屈そうにしか思えなかった。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(12) まさか僕らが

    突然ながら、最終回である。連載はもともと全12回のお約束でお受けしたのだった。担当編集者(高野寛ファン)からは「このままずっと書いてくださいよ! 永遠に続いてる河を行け!」と言われていたが、私のほうが「いや、さすがに、オープンエンドで新婚してって、それはちょっと……」というわけで、突然最終回ならぬ、必然最終回である。 予定通りに偶然に 私生活を切り売りするエッセイなんて書くもんじゃない、と思っていた。【第11回】にある通り、不特定多数に対して結婚報告をするのは百害あって一利ない行為と思えた。けれど私とて立派な人、いつまでも新婚ステルスモードでビクビクしながら独身非モテに擬態して生き続けるわけにもいくまい。有限の日記とともに2013年のうちに「新婚」と決別し、堂々と書くことでその呪縛からみずからを解放するべきだ。【第1回】【第2回】辺りの喧嘩腰の文章に、その肩肘張った感じがよくあらわれて

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(12) まさか僕らが
    yz_s
    yz_s 2013/12/20
    どんな形であれ「結婚して良かった」だけは真実よね、と思ったらブコメで萎えた。小梨ってそんなに悪いことなのかよw
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(10) 家庭内オタク格差

    目指せロイヤルウエディング 「あなたが考える、理想の夫とは?」という質問を、しょっちゅう受けていた。まだ恋も知らぬ少女時代、女の子同士で語らったのは「理想の彼氏」像だったのに、周囲が次々と結婚していくなか、二十代独身の私がよく尋ねられたのは、一足飛びに「理想の夫」像だった。 主には年上の既婚者から投げかけられ、答えを聞く前からすでに「そんなんじゃ高望みすぎる」「だから結婚できないんだ」という切り返しがウズウズ準備されているような問いかけだった。真面目に答えるのがバカバカしくなり、次第に「どう言えば自分の心に嘘をつかず、かつ、一発で相手を黙らせて別の話題へ移るか」を模索するようになった。そして解を見つけた。 「岡田さんさー、もし結婚するとしたら、どんな男が理想なわけ?」 「黒田慶樹さんみたいな人ですね!」 我々世代のオタク女子にとって、サーヤこと黒田清子さんは、ちょっと特別な存在である。愛読

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(10) 家庭内オタク格差
    yz_s
    yz_s 2013/12/18
    ガチの眼鏡男子を夫にすると、「そういやこの人の素顔よく覚えてない」という状態に陥る場合がありますw / ヲタ同士だけど方向が違う場合、わからん蘊蓄を聞くのが楽しいの域に達してないと泣きを見るね。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(9) 愛とごはんと新婚旅行

    昨日やりたかったこと 昨夏、転職の合間を縫って二週間ほどニューヨークへ遊びに行った。ブロードウェイで観劇三昧だった。当日券の行列に並び、立見席から特等席まで一日一公演以上は観た。客電が落ちるとともに始まり幕が閉じれば消えてなくなる「夢」だけにお金を使う毎日は心地良かった。ラブホテルみたいな作りの安宿に連泊し続け、朝用にベーグルとビスケットを買い込み、夜は斜向かいのデリ。昼は一日中散歩に費やして公園で手帳に日記を書きスニーカーを履き潰し、サンドイッチやファストな麺物で胃袋を満たした。 何でも好きなことをしていいよ、と言われた二週間を旅先でこんなふうに過ごすのならば、きっとこれこそが私の幸福なのだろう。そのために働いて稼ぐのだ、あるいは、生きるのだ。一日の終わり、小さな島にある大きな街のあちこちで夕暮れを迎えながら摑み取った、その確信から「」の要素は見事に抜け落ちていた。 ニューヨークは

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(9) 愛とごはんと新婚旅行
    yz_s
    yz_s 2013/12/18
    食の好みはほんとに重要です。(実感を込めて)
  • ずっと独身でいるつもり?(64) 独身の「理由」 | マイナビニュース

    変なことを言いますが、私は最近、自分の意識が独身男性化しているのを感じることがあります。 「こんな結婚生活がいいな~」とぼんやり想像するのは、手料理や楽しい会話、夜の営み。そして仕事が忙しいときは家のことなどそっちのけで没頭していたい……。まるで昭和の男のような結婚観が自分の中から出てくるのです。 昭和の男のような、と言っても、今の男性の結婚観も、変わってきたとはいえこれに近いものがあるのではないでしょうか。仕事を積極的に優先させたいわけではなくても、正直今の日の会社に勤めていたら、仕事を優先させない人間はできない人間扱いされることが多いです。優先させざるを得ない。せめて家では安らげる時間が欲しい……。自分もそう考えているわけですから、そう思う男性の気持ちはよくわかります。けれど、自分がその「安らげる時間」を求められる側になると、「えっ、無理です。私も働いてるし」となってしまうのです。

    ずっと独身でいるつもり?(64) 独身の「理由」 | マイナビニュース
    yz_s
    yz_s 2013/11/20
    家事は「誰かがやらなきゃいけない」ものだってのがなんか忘れられがちだなと思っていたので、これは良い記事。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(7) 寂しくないと死んじゃうんだよ!

    たった二晩で骨抜きに 夫のオットー氏(仮名)と結婚を決めて数ヶ月経った頃だろうか。ずっと原因不明の体調不良に苛まれていた。朝、起きるのがつらい。世の中すべてがだるい。あらゆる選択や決断が鈍る。ふとした瞬間に泣きたくなる。実際わけもなく涙がこぼれる。夜、一人うとうと眠りに落ちるときだけは心からリラックスできた。しかし、そんな時間は滅多に作れない。 二人で住む新居を探すため、二つの自宅を行き来しながら、あちこちの賃貸物件を内見していた時期だった。平日の日中まで予定をあけて都内を回り、そこからお互いまた仕事へ出かけたり、一緒に帰って夕を摂ったり。休みの朝は「今日は何する?」という電話で目覚める。会えば終日、二人で過ごす。その前に片付けておくべきことは山ほどあった。 皿を洗っていて遅れる。洗濯物を取り込んでいて遅れる。着ていく服を選んでいて遅れる。ハッと気づいたら時間が過ぎていて遅れる。いつも私

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(7) 寂しくないと死んじゃうんだよ!
    yz_s
    yz_s 2013/11/15
    うちは今のところ「こもり部屋」はないけども、休み合わないのが良いのかも知れない。黙ったまま同室に存在するのがOKかどうか、もある気がする。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(6) ポケットの中には名前が三つ

    区役所に行こう 夏に生まれた夫と冬に生まれた私が、秋に結婚を決め、約半年後に新居への引越を済ませた。陽気のいいこの季節にも何か記念日を作るといいね、と区役所へ婚姻届を提出したのが4月25日。夫のオットー氏(仮名)の既存の籍に私が配偶者として加わり、戸籍上、両親の籍から抜けた私の姓が改められたことになる。 独身時代は「夫婦別姓」を強く強く支持していた。何か特別な考えやポリシーがあったわけではない。とくに考えやポリシーもなく「夫婦同姓」を受け入れる人たちとは相容れない、というのが、唯一最大の理由だった。具体的には、「女の子は結婚すると苗字が変わるものだから」と口にするような大人が大嫌いだった。 初めて実印を作った高校生のとき、一生ものですよ、と「苗字なし」タイプの印影を勧められ、そのあまりの理不尽さに文具店のカウンターで発狂しかけたことがある。これからの人生、どこの誰といつ結婚しようがしまいが

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(6) ポケットの中には名前が三つ
    yz_s
    yz_s 2013/11/08
    なんか予約したりする時に「お名前をお伺いできますか」と言われたらぱっと現姓が口をついて出て来るのに、昔からの知人に旧姓で呼ばれても違和感がなくて、楽しいよね。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(4) 婚約指輪がトランクルーム

    君の部屋で暮らせない 私の大好きなミュージシャン・宮沢和史が田美奈子に提供した「僕の部屋で暮らそう」という曲がある。タイトル通り恋人に同棲を提案する愛らしい歌である。いつか自分もこんなふうに誘い誘われる日が来るのかしら……と昔から愛聴してきたものの、結婚を決めた相手・オットー氏(仮名)から「早く一緒に暮らそうよ!」と言われたとき、私は硬直してしまった。 はいそうですね、と簡単に応じるわけにはいかない。何を隠そう、私はオタクである。オタクは荷物が多い。書籍や紙類や各種オモチャを中心に三十年余の人生でたくわえた多種多様なアイテムがあふれかえる自宅は、玄関先からベランダから台所から枕元に至るまで、足の踏み場もない状態だ。 親愛なるマイナビニュース読者の皆様は「ジャンプタワー」をご存じだろうか。『週刊少年ジャンプ』を積み上げて築き上げられる天突く巨塔である。合間に適宜『月刊アフタヌーン』を挟むと

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(4) 婚約指輪がトランクルーム
    yz_s
    yz_s 2013/10/25
    オットー氏カッコいい。うちと比べるとすごいスマート(モノの量に耐えかねて広い家に越したというあれです)。
  • 東京都・豊島区の猫カフェ型シェルターへ潜入

    他のとじゃれあって遊ぶ子や、隅っこで日向ぼっこをする子、こちらに向かってすりよってくる子など、性格は実に様々。どの子もとても良い毛並みをしており、きちんと手入れされていることが見て取れる。 シェルターの一覧 現在展開されているシェルターは下記の通り。 ■大塚シェルター 場所:東京都豊島区南大塚3-50-1 ウィンドビル5F オープン時間:平日14:00~17:00(火曜日を除く)/土日祝日13:00~17:00 夜のガーディアン(火曜日を除く)19:00~21:00 ■西国分寺シェルター 場所:東京都府中市武蔵台3-43-9エクセレントTR1F オープン時間:平日14:00~17:00(火曜日を除く)/土日祝日13:00~17:00 ■保護カフェ蒲田とらくん 場所:東京都大田区蒲田5丁目20-7 K520ビル8F オープン時間:11:30~22:00 不定休 入場料:250円/15分

    東京都・豊島区の猫カフェ型シェルターへ潜入
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    yz_s 2013/10/22
    うちの子はここから来ましたよ。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(2) 愛がなくても結婚できます

    「恋人夫婦」に育てられ うちの両親は学生結婚だった。大学で知り合い、20代のうちに留学先で挙式して、帰国後に3人の子供を育てた。幼い頃から贈答品や慶弔にまつわるやりとりなどで、彼らはよく「すみません、学生気分が抜けないもので……」と己が非礼を詫びていた。とっくに還暦を過ぎ、初孫が生まれた今も、母親はまだそんなふうに振る舞う。恥ずかしいからやめろと言っても「あら、だって私たち、いつまでも学生気分で新婚気分なんだものー!」とまったく取り合わない。 お互いをずっと名前で呼び合い、子供の前でも平気でイチャつき、この数十年、家庭内でいかなる齟齬が生じようとも「愛こそはすべて」と言わんばかりの豪腕で解決してきた2人。2歳下の妹は「私もパパとママみたいに愛のある家庭を築きたい、将来の夢はお嫁さん!」と言い続け、宿願果たして現在は子育てに邁進する専業主婦である。姉の私はというと、「あんなふうになるのは到底

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(2) 愛がなくても結婚できます
    yz_s
    yz_s 2013/10/11
    "「ソロとして世の中にデビューしたミュージシャンが、後から誘われてバンドやユニットを結成するようなもの」" すげえ納得した。そもそもソロでやれない奴同士でバンド組んでもアレ、と思ってる派。
  • 嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(1) いつまで新婚でいるつもり?

    隠してません 昨年8月に知人からプロポーズされて、交際期間0日のまま準備を進め、今年の4月25日に婚姻届を提出した。一緒に暮らしはじめて半年以上が経ち、8月には俗に言う結婚披露パーティーというやつも済ませた。いわゆる「新婚ホヤホヤ」状態なのだが、周囲にそう伝えたときの大興奮とは裏腹に、当人には今ひとつ実感がない。 最近よく「ええっ、結婚したの!? この春!? やだ、新婚さんじゃない、んもー、早く言ってよー!!」となじられる。憤慨される。じゃあいつ言えばよかったのよ、と我が身を振り返ってみても、たとえば仕事の打ち合わせの最中に脈絡なく私生活の話を切り出すタイミングなど滅多に訪れるものではない。 電話番号やメールなどの各種アカウントが変わらなければ、戸籍や現住所がどこへ移って誰と暮らしていようが、ソーシャルな人間関係にも影響は出ない。妊娠出産となれば話も変わるのだろうが……。 別に、隠していた

    嫁へ行くつもりじゃなかった――私の新婚日記(1) いつまで新婚でいるつもり?
    yz_s
    yz_s 2013/10/04
    「新婚さんじゃないのー!」って言われたら「や、前から一緒に暮らしてるから何も変わってない」って答えるといい具合に相手がしらけるパターン多くておもしろいです。
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