本書では認証関連の記述は、「ひとまずBASIC認証を使っておきましょうね」でお茶を濁してしまったが、ここでもうちょっと細かい認証周りの話について説明しておく。 一般的な認証では、秘密のパスワードを入力し、それがサーバーに記録されているパスワードと合致する→認証を通る、ということになる。複数のユーザーを判別する場合は、ユーザーを特定するIDとそれに対応したパスワードの組み合わせで認証することになる(ユーザーが1人しかいないならばパスワードだけで認証できる)。 もっとも単純な認証のサンプルを書くと、以下のようになるだろう。 login.html <form method="POST" action="login.php"> ID: <input type="text" name="userid" size="15"><br> パスワード: <input type="password" n
「認証処理の基本」では、どのようにすれば安全に認証処理を実装できるのか説明した。しかし、実際には認証処理を通ったあとに、その状態を持続する必要がある。ここでは認証の結果をどのようにして保存するか説明する。 認証状態を保存する方法としては、Cookieを利用する方法と、セッションを利用する方法の二つが一般的だ。セッションといっても、実際には内部でCookieを使っていたりする(使わない方法もある)のだが、ひとまず細かいことは気にしないでおこう。まずCookieを利用して認証状態を保存する方法を説明する。 Cookieを利用して認証状態を保存する一番シンプルな方法は、以下のようなコードとなる。 <?php $userid = isset($_POST['userid']) ? $_POST['userid'] : ''; $pwd = isset($_POST['pwd']) ? $_P
インターフェイスの街角―本当に使いやすいユーザー・インターフェイスの極意 (UNIX MAGAZINE COLLECTION) 作者: 増井俊之出版社/メーカー: アスキー発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 44回この商品を含むブログ (25件) を見る この数年、本当にいろんな方々にお会いする機会に恵まれた。その中で最も驚かされたのは近藤淳也さんだが(「はてなを突き動かす天然の狂気」で書いたのよりも驚かされた発言がある)、一番強烈だったのは、文句なく増井俊之さんである。喋り出すととにかくパワフルなのである、この方は。 その増井さんの二冊目(ええっ!?)となる、Unix Magazine での連載を元にした『インターフェイスの街角』が発売された。 ワタシもさきほど Amazon に予約を入れたが(既に発売されているはずなのに何でまだ予約受付中なの?)、特に情
Ajax で手書き文字認識を作ってみました。 http://chasen.org/~taku/software/ajax/hwr/ Javascript で描画処理を行い、非同期に座標情報をサーバに送ります。サーバでは文字認識を行い、尤もらしい結果を返します。 前回の Ajax IME と違い、今回はクライアントサイドではなくサーバーサイドの認識エンジンの開発をがんばってみました。画像処理は専門外で経験がありません。逆に言えば、チャレンジングな問題だったし、精度が向上していく様を見てるとわくわくしました。 認識には、機械学習アルゴリズムのひとつである SVM を用いています。学習データとして、オープンソースの手書き文字認識エンジンの Tomoe のデータを使っています。完全に機械学習ベースなので、適当に入力して正解を提示することを繰り返せば、精度が上がっていくと思います。 まだまだ、精度が
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