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2006年2月28日のブックマーク (2件)

  • 11. 継続 | Schemeへの道

    継続(continuation)とは,式を評価している途中のある時点で,『いま得られた 値を使って,この後は何を計算するのか』を表すものである.たとえば,Scheme の関数呼びだしの式を評価する際には,まず関数とその引数を評価して,その 後で関数に引数を適用する. ==> (+ (* 1 2) (* 3 4)) ;; ==> (+ 2 12) ;; ==> 14 14 この式の場合,まず「+」,「(* 1 2)」,「(* 3 4)」を評 価したのち,「(+ 2 12)」を評価する. 各部分式の評価が左から右へ進むものとすると, たとえば,「(* 3 4)」を評価した後にするべき計算,つまり継続は, 『いま得られた値に2を加える』 である.この式の評価を完了するためには, Schemeのシステムは,この継続を知っていなければならない. 継続は,「何を評価して,その値によって次には何を行う」

  • call/cc 入門 (Coroutine with call/cc) — MAYAH.JP

    call/cc を使って簡単な Coroutine を作ります。call/cc 入門だと思ってもらえれば幸いです。 coroutine とは ここでは coroutine を「実行の途中でリターンでき、さらにそこ(実行の途中)から再開することが出来る何か」の意味で使用します。適当な疑似言語で書くと次の通り。関数の途中でのリターンを suspend(), 途中からの再開を resume() で表すことにします。 void f(co) { // co は coroutine object の意味 int i = 0; while (true) { printf("=> %d\n", ++i); co.suspend(); } } co = coroutine.create(f); co.start(); // f(co) を呼び出す => 1 co.resume(); // suspend()