Nitroxというのは、スキューバダイビングで使うタンクの一種。普通のタンクは空気をそのまま圧縮したものを使うのだが、Nitroxは酸素の割合がちょっと多くなっている。普通の空気には21%含まれる酸素が、Nitroxは多め。よく使われるバージョンだと、32%か36%入っている。たったこれだけで、疲労具合に劇的な違いがあるのであった。全然疲れないのですよ。 スキューバ的には、Nitroxの存在意義は「窒素酔い、減圧症を減らす」ということになっている。圧縮された空気の中の窒素が特にくせ者で、体内濃度があるレベルを超すと、酒に酔ったようになる。また、圧縮されて血中に入った窒素が、地上に浮上した時にバブルになって血栓を生じる、といった問題があるのであった。 で、それを防ぐために酸素の割合を増やしたのがNitrox。 ...そして深く潜るほどリスクは増すのだが、そもそもそんなに深く潜ることに興味のな
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