ブランド事業者はVISAやMasterに代表され、プラットフォームの構築を行う。5大国際ブランドとしてVISA、Master、JCB、アメックス、ダイナースが挙げられる。ドコモが提供する「iD」も“ブランド”となる。 イシュアは実際にカードを発行する事業者で、一般にカード発行会社と呼ばれる。VISAブランドを使ってカードを発行する三井住友や、セゾン、日本信販などがこれに当たる。 アクワイアラは加盟店向けにサービスを提供する事業者だ。加盟店にクレジットカードの読み取り機を設置するなど、加盟店業務が中心となる。三井住友カードなどイシュア事業者が兼業する場合が多い。 今回、ドコモはブランド事業者としてiDのプラットフォームを提供する。VISAなどの国際ブランドと異なるのは、まずは日本国内のみのブランドであることと、基本的にはおサイフケータイ内でのみ利用するブランドで、iDブランドのプラスチックカ
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