単にDHCPをLinux上でインストールするのはそれ程、手間のかかることではない。PXEを使えるようにするにはちょっと設定が必要になるのと、なにより今回は、通常使うDHCPとPXE用のDHCPの2つのサーバを立てる必要があることだった。 持ち運びの出来るノートPCは一般的にはDHCPでアドレスを割当てる。現在はブロードバンド・ルータをDHCPサーバとしている。ブロードバンド・ルータは家庭内の冷蔵庫と同じで、一旦電源を入れるとほぼ24時間365日動作となりDHCPサーバとしてはうってつけである。しかし、ブロードバンド・ルータのDHCPサーバではきめ細かい設定ができない。例えば、ディスクレスのブート時に必要となるPXEサーバのアドレスを設定することが出来ない。(PXEサーバの指定(正確にはnext-serverの指定)さえできればブロードバンド・ルータのDHCPでもいいのだが。) 仕方ないので