金融と財政について典型的な誤解をしている記事です。 アベノミクスに重大な疑惑、GDPを改ざんか 覆い隠された大失敗、日本は未曽有の事態に突入している 《明石 順平》 #JBpress https://t.co/zpieoqXa0Q pic.twitter.com/auOYU6Byf5 — JBpress (@JBpress) July 4, 2018 まずは金融から。 大胆な金融政策というのは、日銀が民間銀行等から大量に国債を購入し、お金を大量供給することです。 これほど日銀が民間銀行にお金を大量供給すると、普通は、通貨の価値が下がって、その反面、物価が上がると予想されます。 普通は、中央銀行の資金供給増→短期金利低下→銀行の貸出に伴うコスト低下→貸出金利低下→資金需要増→貸出増(=マネーストック増)→インフレ率と成長率を引き上げ、となりますが、QQEの前から短期金利は下がりきっていたので