厚生労働省が発表した「中高年への調査」では、健康維持に取り組んでいる人は、体の状態が「良くなっている」という回答が多く、糖尿病の人でも「心がけていること」があれば、病状が「良い」と感じる人が増えているということです。 この調査は毎年1回行われており、病気や生活習慣改善への取組みによる健康状態の変化を、分かりやすく示しています。 健康維持のために「心がけていること」があると答えた人の方が、「特にない」という人よりも、状態が良くなる傾向がみられました。 「心がけていること」としては、男性で多いのは「適度な運動」と「食事の量に注意する」で、女性では「食事のバランス」「食事の量に注意する」の割合が多かったです。 高血圧や糖尿病などの慢性疾患のある人でも、「心がけていること」が多ければ、自分の体の状態に対する自己評価が高くなります。 病気の治療開始の時期からの病状の変化をみると、「食事や運動」「体重