(約1800文字) ある日の午後、仕事を終えてさあ帰って猫モフり倒すぞ、と帰る準備をしていると、急に目の前が大きく揺れた。 地震…!? 大きい!! 立ってられないほどのうねりを感じ、しゃがもうとしたその瞬間… 気が付くと、ベッドにいた… なんと、揺れていたのは自分だったようだ。 血圧が下がっていたようで、生理食塩水を点滴されていた。 頭を打ってるから、CTを撮りに行ってください、と言われる。 あ、ほんとだ、たんこぶが…と意識すると急に、痛ぁー!とよみがえる痛覚。 CTを撮りに行き、自分で読影をした結果、特に異常なし。 「元気だから、大丈夫だから帰っていい?」と聞くも、点滴終わるまで安静にしとけとのお返事。 少しの間意識混濁が起こっていたよう だ。 「名前、言えますか?なまえ…」 「なま、なま、…生八ツ橋…」と言ってたよと言うけど、これは絶対嘘。笑 しょうがないから、しばし書類仕事をして時間