言葉に振り回されることはナンセンスである。そう書いてある本を読んだ。 感情によって口から出てくるそれは、意外と無責任なことがある。とくに目上や尊敬する人、憧れている人の言葉は絶対正しいといった前提で受け取っている人こそ振り回される。 先生だろうが作家だろうが感情に振り回されながら発言している。真実と責任から遠く離れた不安定で不確かな一言にいつまでも縛られて苦しむ人も多い。 批判や攻撃の発言のその裏には嫉妬や虚栄心が少なからず隠れている。 親だってそうだという。 むしろ家庭内では甘えと油断とで社会から離れてガードを外す。それが家庭の居心地の良さとも言えるが、疲れていたりストレスがある場合、誰か弱いものを攻撃したり馬鹿にすることで自分を保つ人もいる。そしてこれはかなりの数、存在している。 存在しているが当事者、する方もされる方も気がついていない。 仕組みがわかった。 アレはコレだったか。 母自