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今は無き古書マニアの殿堂「上野文庫」店主の古本業界エッセイ。内容は超々面白いがネタバレにより書けない。著者とは親交があったので、東京・御徒町にあった上野文庫の思い出を述べ、本の内容を想像して欲しい。大型書店を退職后、上野・御徒町に小さな古書店を開く。大衆演芸が専門だったが、任侠関係の義理回状から、戦前の大川周明・北一輝といった極右書、ナチズム、特高、朝鮮総督府の施政書に至る迄、何でも揃う古書店だった。川島芳子の色紙や徳川慶喜の署名切抜、甘粕正彦・辻政信・石原莞爾・南方熊楠・宮武外骨の書物も殆ど揃っていた。自分が復刊ドットコムに登録している本の大半は、上野文庫が出所である。店主が読み興味を持った本(特に類書の無いもの)しか書棚に置かず、古書目録も、一冊一冊寸評が入り面白く、「私が古本市の目録に出品すると、他の店も影響されて結構寸評を入れる様になった。主催者も面白いからもっとやって呉れと言う。
全8号(9号があった様な気もするが、どうであったか) 題名の通り、いまや伝説となった「上野文庫」の店頭目録。自分の本棚を整理していて、当該目録を、あらためて見たら、非常に面白く、全く飽きず、店主自らの解説も含めて、稀覯書のオンパレードであった。こういった目録も珍しい。「上野文庫」は、残念ながら無くなってしまったので、買えないが、古書蒐集家の方や、これから古書店を開店する方には、非常に参考になる資料になる事に気付かされた。目録の復刻と云うのは、あまり聞かないが、これは復刻するべきかと思う。何しろ、国会図書館に無い本が、沢山解説付きで掲載されているのは貴重だ。珍書に興味のある人にとってはたまらない。全8号を合本して復刻したら、凄いと思う。古書史に残る逸品といっても過言ではないであろう。もし宜しければ、当方の他のリクエストも是非御高覧ください。御徒町:上野文庫にて入手(上野文庫購入資料多数登録中
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