17歳でグラビアアイドルとしてデビューし、その後はタレントとしての人気を集め、“お茶の間の顔”として様々なバラエティ番組にも出演している、優香。“癒し系”の代名詞として一世を風靡し2000年代からは女優として活躍の幅を広げ、三谷幸喜による舞台『酒と涙とジキルとハイド』で舞台に初挑戦した。順風満帆を地で行く流れにも思えるのだが、今回の舞台出演について優香は「自分自身を試す挑戦」とストイックに位置付けている。そこには、若くしてブレイクしたことゆえの苦悩があった。 「自分はもう大人」若く見られることへの悩み 2003年から9年間MCを務めたバラエティ『王様のブランチ』(TBS)やコント番組『志村けんのバカ殿様』(CX)で見せた、自然な身の置きようと天真爛漫さはお茶の間の幅広い層に受け入れられた。その一方で、それらが強烈なパブリックイメージとして優香に定着する。現在34歳。10代、20代での活躍が