滋賀県大津市で自殺した中2男子生徒がいじめを受けていた問題をめぐり、タレントのデヴィ夫人のブログに無断で顔写真を掲載され「加害者とされる少年の母親と誤解された」として、宝塚市のスタイリストの女性(51)がデヴィ夫人に慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が23日、神戸地裁(工藤涼二裁判長)で開かれた。原告側はデヴィ夫人側が逆提訴した場合、新たに損害賠償請求を起こす考えを示した。 デヴィ夫人側はブログの読者や他のブログの書き込みなどから「顔写真はすでにインターネット上に出回っていた。写真の女性が母親とも記していない」などと陳述。「騒動になり、仕事のキャンセルが相次いだ」として逆提訴を「検討中」と述べた。 これに対し、原告側は「反訴されれば不当請求として、すみやかに提訴する。仕事が減ったのは自業自得。反省がなく、刑事告訴も考えている」と反発を強めている。 なお、夫人側が求