すでにはてブやツイッターでいろんな方が言及されていた記事です。 カナコロ 2014.04.20 「相模原の男性が語り続ける 慰安婦への加害の記憶」 旧日本軍が「慰安所」制度を創設した主観的動機の一つとして「将兵による強姦の防止」があることを以て(同時に、その他の動機を無視ないし軽視することによって)多少なりとも旧軍を免罪しようとする議論があります。しかし、実際に効果があったのかどうかを実証的に明らかにするために必要なデータなど存在していませんし、せいぜい旧軍関係者の回想や「性欲を満たす場があれば強姦なんてしないに違いない」という思い込み*1によってしか「効果はあった」という主張はできません。 他方、「慰安所」制度に対する旧日本軍の責任を追及する立場からすれば、「慰安所」に軍が期待したような効果があったかどうかは基本的にどうでもいいことです。こちらの女性の犠牲によってあちらの女性の被害が回避