精神科薬物治療を語ろう 精神科医からみた官能的評価 作者: 神田橋條治,兼本浩祐,熊木徹夫 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2007/10/18 メディア: 単行本 クリック: 23回 この商品を含むブログ (12件) を見る 精神科医というのは、抑うつ状態になったことがあるのか? そして、薬物を摂取したことがあるのか? そんな思いは精神障害者であるおれに、いくらかある疑問ではある。 goldhead.hatenablog.com その疑問にひとかけら答えてくれたのがこの本であった。が、べつに精神科医が自分で服薬した体験を語り合ってるわけでもない(そういうエピソードもあるが)。精神科医たちが「わしはこんな症例にこんな投薬するやで」という話である。薬別に語っているところでは「わしはこの薬にはこんなイメージ持ってて、こういうときに処方するやで」と語っている感じである。 で、少々古い本