「ゲーム・チェンジャーの競争戦略」というタイトルで、「ルール、相手、土俵を変える」と書いてあれば、ははぁーと思う。表紙の四つの事象といい、ボストンコンサルティングみたいだなと読み始めたら、BCG出身の人だった。 まとめ方はさすがだけど、内容的には誰しも感じてる思っているようなことだ。 仕事をしていれば誰しも、市場の変化のスピードを感じているだろう。いや市場も変わってるけど、それ以上にプレーヤー側が変わってる。 ゲーム・チェンジャーとは、簡単に言えば、サッカーの試合を武装してやるようなもの。足で蹴るしかやっちゃダメだと思ってたら空気砲でボールを飛ばしてゴールしてもいいとか、あるいはゴールを移動させてもいいよ、観客の乱入もOKというようなものだ。 「ルール、相手、土俵を変える」とは、そんなこと。本書では、新しい戦い方を四つに分類している。 相手の儲けの仕組みを無力化する「秩序破壊型」- Bre