年末年始に住む場所がない失業者を支援しようと、インターネットカフェや漫画喫茶の業界団体「日本複合カフェ協会」(東京)は29日から、札幌市と連携して一時宿泊所を紹介するなどのサービスを始めた。 期間は行政機関が休みの来年1月3日までで、協会に加盟する札幌市のインターネットカフェなど27店が参加する。住む場所のない失業者などが相談に訪れた場合、店が札幌市に連絡。市は生活保護の手続きを進めるとともに、一時的な宿泊場所として確保しているビジネスホテルなどに宿泊させる。 店ではこのほか、相談者に温かい飲み物を提供するほか、市の担当者が不在となる夜間などは店舗を利用してもらう。