ネットカフェ、失業者の年越し支援 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

突然の雇い止めなどで仕事や住居のない人に年末年始を不安なく過ごしてもらいたいと、札幌市のインターネットカフェ２７店舗が札幌市と協力し、店頭に支援窓口を設置する。「ネットカフェ難民」が社会問題化する中、業界がこうした取り組みに乗り出すのは全国で初めて。 全国のネットカフェ運営会社でつくる「日本複合カフェ協会」（東京）によると、この活動に参加するのは札幌市内のネットカフェ約４０店のうち、同協会に加盟する２７店。 官公庁が休みの今月２９日から１月３日まで、来店したホームレスや住居のない失業者に対し、飲み物を無料で提供。その上で、最寄りの区役所に連絡を取り、行政の生活保護支援制度をスムーズに使えるように協力する。 店舗から連絡を受けた区役所では、当番の生活保護担当者が対応し、相談者が一時的に宿泊できるビジネスホテルなどを紹介。生活保護の手続きも進めていく。 同市では、最大３０人がビジネスホテルに宿