”HEAP"という言葉には、積み重なるという意味のほかに、コンピューター用語では、プログラムを実行するまでその大きさが決定できないメモリ部分を示す意味があります。今回のサカモト・ソーシャル・プロジェクトは、インターネット初期の『技術の実験』の時代から、ソーシャルメディアを駆使する『現象の実験』の時代へと移る瞬間の実験プロジェクトです。ひとりひとりの想いや行動が積み重なりあい、バーチャルとリアルの境界線は限りなく近くなっていきます。 その先には何があるのか、それをみんなで見つけたい。「skmts HEAP!」スペシャルボックスにはそのような想いが込められています。 このA2ポスターは、遠くから眺めると教授の手(今回の韓国公演のiTunesジャケットに使用されている「手」)に見えますが、近くでよく観察すると、小さなアルファベットでつくられていることが分かります。このアルファベットこそが、今回の