コロナ禍で賛否が渦巻く中、1年の延期を経て開催された東京五輪が閉幕した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の40代職員が神戸新聞の取材に応じ、相次ぐ方針転換に翻弄された現場の様子や、組織内から見た開閉会式の評価、膨れあがった開催費などについて明らかにした。 -開閉会式の周囲の評判は。 組織委内でも特に閉会式はひどすぎると話になった。演出は残念だった。多くの人に忖度しすぎた結果、子ども、若者、高齢者、被災地、医療従事者などいろいろ盛り込んでいったように感じた。 開会式もドローンがなかったら厳しいものになっていた。しかし、ひとつ気になったのは、リハでは流れていた曲の歌詞をドローンで夜空に描き出す演出のようだったが、本番にはなぜかなかった。うまくいかなかったからやめたのか、失敗する可能性があったから安全策をとったのか。 -ネットでは担当者の相次ぐ辞任・解任を受け、大ヒットした「マツケンサンバ」待
大胆なアクションで知られ、映画やテレビドラマなどで活躍した俳優の千葉真一さんが19日夕方、新型コロナウイルスの感染による肺炎のため千葉県内の病院で亡くなりました。82歳でした。 千葉さんは福岡市で生まれ、大学で体操を学んだ後に俳優をめざし、昭和35年、テレビの特撮ヒーロー番組の主人公役でデビューしました。 そして、テレビドラマや映画でみずからスタントをこなすなど、アクション俳優としての地位を確立しました。 その後、任侠ものや時代劇などに活躍の場を広げ、平成19年に放送されたNHKの大河ドラマ「風林火山」では、武田信玄の育ての親で重臣の板垣信方役として重みのある演技を見せました。 また、千葉さんは「サニー・チバ」の愛称で海外でも積極的に活動し、平成15年に公開されたクエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」では、出演だけでなくアクションの指導も務めました。 さらに後進の育成にも取り
コロナ禍で賛否が渦巻く中、1年の延期を経て開催された東京五輪が閉幕した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の40代職員が神戸新聞の取材に応じ、相次ぐ方針転換に翻弄された現場の様子や、組織内から見た開閉会式の評価、膨れあがった開催費などについて明らかにした。 -開閉会式の周囲の評判は。 組織委内でも特に閉会式はひどすぎると話になった。演出は残念だった。多くの人に忖度しすぎた結果、子ども、若者、高齢者、被災地、医療従事者などいろいろ盛り込んでいったように感じた。 開会式もドローンがなかったら厳しいものになっていた。しかし、ひとつ気になったのは、リハでは流れていた曲の歌詞をドローンで夜空に描き出す演出のようだったが、本番にはなぜかなかった。うまくいかなかったからやめたのか、失敗する可能性があったから安全策をとったのか。 -ネットでは担当者の相次ぐ辞任・解任を受け、大ヒットした「マツケンサンバ」待
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