【読売新聞】 ペット保険大手「アニコムホールディングス」(東京都)は3日、新型コロナウイルスに感染した飼い主から預かった犬2匹がPCR検査で陽性だったと発表した。厚生労働省によると、国内でペットの陽性が確認されるのは初めてという。
【読売新聞】 NHKが抜本的な改革を目指して策定した次期経営計画案(2021~23年度)の内容が分かった。衛星放送とAMラジオ放送のチャンネル数を減らすなど、民間から批判の強い巨大な事業規模を抑制する。4日に公表する予定だ。また、こ
札沼線の車両(中央奥)を撮影しようと、悪質な「撮り鉄」が穴を開けたとみられる陸橋の金網(北海道月形町で) 今年夏に初めて運行されたJR宗谷線の観光列車を撮影するため線路に侵入したとして、北海道警美深署が都内の20歳代の男子大学生を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で名寄区検に書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。北海道内では今年、鉄道写真の愛好家、いわゆる「撮り鉄」の摘発が急増した。背景には、特別な列車の運行のほか、JR北海道で相次ぐ「線区廃止」もあるようだ。(林麟太郎) ■「いいアングルで」 捜査関係者によると、学生は今年9月、同線「南美深駅」(美深町)近くの踏切で、下りていた遮断機を越えて線路内に侵入した疑い。観光列車「風っこそうや」を線路内で撮影しようとしていた学生を、巡回中の署員が見つけた。学生は「いいアングルで撮りたかった」と容疑を認め、同署は10月、書類送検
4月19日に発生し、12人が死傷した東京・池袋の暴走事故から5日間で、読売新聞は読者から100件近いご意見を頂戴しました。その大部分は、事故の加害者である「旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長」の表記に関するご指摘でした。 なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか? 最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。 ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。 1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨
いじめを放置した教職員を懲戒処分の対象とすると明記した議員立法「いじめ防止対策推進法改正案」が、28日召集の通常国会に提出される。与野党の賛成多数で可決、成立する見通しだ。 改正案は、自民、公明、立憲民主、共産各党など超党派による「いじめ防止対策推進法に関する勉強会」(座長=馳浩・元文部科学相)が近く取りまとめる。いじめ防止の強化、徹底が最大の狙いだ。 条文の素案では、いじめ防止対策を「学習指導等と等しく重要な事務」と明記。いじめ防止を教職員の義務と位置付けた。現行でも、いじめをめぐり教職員の悪質な対応があれば、教育委員会などが認定し、地方公務員法に基づき処分している。いじめの放置や助長などが処分対象になると明示することで、「いじめ問題に関心が薄いケースが多い」との指摘もある教職員の意識改革を促す狙いがある。 いじめによる自殺など重大事態が起きた際、被害者側が、自治体の首長に調査の申し立て
大学入試センター試験は20日、理科と数学の試験が行われ、2日間の日程を終えた。この日は2021年に始まる大学入学共通テストを意識した問題もみられた。スマートフォンを使うなど受験生4人の不正行為が確認されたが、大きな混乱はなかった。 「生物基礎」では、森林で採取した土に水をやりながら放置すると、どのような植物が生えるのかを実験し、結果から推測される現象を問う4択問題が出た。 共通テストは実験や観察の結果を読み取るなど、思考力や判断力を重視した出題になる。河合塾の担当者は「思考力を問う問題で、共通テストを意識したのではないか」と話している。 大学入試センターは20日夜、東京、宮城、三重の4会場で4人の不正行為が確認され、全科目を無効としたと発表した。2人はスマートフォンの電卓機能やネット検索を使い、1人は「解答やめ」の指示後も答案用紙に記入した。1人は定規を当てて国語の問題文を読んだ。同センタ
福井県内の40歳代の男性僧侶が9月、僧衣を着て車を運転したことを理由に、同県警に交通反則切符(青切符)を切られていたことがわかった。県の規則が「運転操作に支障がある衣服」での運転を禁じているためだが、僧侶の多くは日常的に僧衣で運転しており、男性は「法事に行けない」と反則金の支払いを拒否。所属する宗派も反発する異例の事態になっている。 県警や男性の説明によると、9月16日午前10時過ぎ、福井市内の県道で、男性が軽乗用車を運転していたところ、取り締まり中の警察官に制止された。警察官は「その着物はだめです」と告げ、青切符を交付。違反内容は「運転に支障のある和服での運転」と記され、反則金6000円を納付するよう求められた。男性は法事に行く途中で、裾がひざ下までの僧衣を着ていた。20年前から僧衣で運転しているが、摘発は初めて。 男性に適用されたのは、福井県道路交通法施行細則にある「運転操作に支障を及
京急電鉄が全72駅の新たな駅名を沿線の子どもたちから募った。このうち6割は変更を検討する。地域の変化に合わせた新たなイメージ作りが狙いだ。一方、地域の実態とかけ離れても、駅名を変えない鉄道会社もある。なぜなのか。 ◆空気が悪い 「子育て世帯が住みたくなる駅名にしてほしい」。京急電鉄大師線「産業道路駅」(川崎市)の看板を見上げ、近所の主婦(39)は切望した。 同駅は1944年開業。周辺に工場があり、駅に面する神奈川県道主要地方道東京大師横浜が通称「産業道路」と呼ばれていることにちなみ、名付けられた。ただ、住宅も多い。主婦は転居してきた約6年前、駅名から空気が悪そうな印象を持ったという。「公園も多く住みやすい街なのに」と話す。 京急は創立120周年を記念し、72駅の駅名案を沿線の小中学生から募集。先月で締め切り、約1100件の応募があった。公共施設や史跡の最寄り駅としてなじみ深い場所などを除く
時速約280キロで車を運転したとして、大阪府警は5日、大阪市城東区の無職の男(35)を道路交通法違反(速度超過)容疑などで書類送検した。男は、暴走の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿しており、「みんなに見てほしかった」と供述しているという。 時速280キロは東海道新幹線「のぞみ」の最高時速(285キロ)とほぼ同じで、府警によると摘発されたケースでは国内で過去最悪のスピード違反とみられる。 発表では、男は1月12日未明、大阪府東大阪市の第2阪奈道路のトンネル内で、法定速度(時速60キロ)を約220キロ超過して車を運転するなどした疑い。 5月、「危険な運転をしている車がユーチューブに投稿されている」と府警に通報があり、府警が、投稿者のインターネット上の住所にあたる「IPアドレス」などから男を割り出した。車はスポーツカータイプで、男は「車の性能を試したかった。これまでに10回ぐらいユーチ
中部電力は社名から「電力」を外す方針を固めた。「電力」の名称を「エネルギー」などに変えることを検討する。2020年春の持ち株会社移行に合わせて社名を変更し、都市ガスなどを含めた「総合エネルギー企業」であることをアピールする考えだ。 中電は17年4月に家庭向けガス小売りに参入した。これまでに20万件近い顧客を獲得しており、主な事業は電力だけにとどまらなくなっている。最近は、全地球測位システム(GPS)を活用した子供の見守りサービスなど事業の多角化も進めている。「電力」の名称を外すことにより、電力のみを取り扱う企業イメージから脱し、社員の意識変革や新たなサービスの創出にもつなげる狙いがある。 大手電力会社には、20年4月までに送配電部門を分離することが義務づけられている。中電以外の電力会社も持ち株会社への移行を契機に、社名変更を検討する可能性がある。
2020年東京五輪・パラリンピックで、暑さの影響が大きいマラソンの競技時間を巡る議論が収まらない。大会組織委員会は当初予定よりも30分早め、午前7時スタートとしたが、今夏の猛暑を受け、さらなる前倒しを求める声や、サマータイムの導入、夜開催の提案まで飛び出している。組織委は競技時間のさらなる見直しを迫られている。 ◆さらに前倒しか 五輪の競技日程は、組織委が7月18日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会に提案、承認された。マラソンは女子が8月2日、男子は同9日で、暑さを考慮して、五輪招致段階では午前7時半としていた開始時間を同7時に前倒しした。 組織委幹部によると、「7時でも暑い」との意見も出たが、選手側から「スタートの3時間前には起床する。早過ぎると体調管理が難しい」との意見があり、7時に落ち着いたという。 しかし、今夏の猛暑で都内では7月23日に初めて最高気温が40度を超えた。同日、
記者会見で頭を下げる(左から)永吉、橋本、三屋会長、東野技術委員長、佐藤、今村(20日)=飯島啓太撮影 ジャカルタで開催中のアジア競技大会に出場しているバスケットボール男子日本代表の4選手が、公式ウェアを着たまま繁華街の店の女性とホテルに入っていたことが分かり、帰国した4選手は20日夜、日本バスケットボール協会が都内で開いた記者会見に出席し、「軽率な行動で多大な迷惑をかけ、深く反省している」と謝罪した。同席した日本協会の三屋裕子会長も「一生懸命戦っている選手、関係者のことを思えば本当に申し訳ない」と頭を下げた。 日本オリンピック委員会(JOC)は、選手団の行動規範に違反する行為だとして、問題が発覚した19日付で4人の団員認定を取り消し、20日午後の成田空港着の便で帰国させた。いずれも男子プロバスケットボール・Bリーグに所属する永吉佑也(27)(京都)、橋本拓哉(23)(大阪)、佐藤卓磨(2
平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦選手(23)の凱旋(がいせん)パレードを22日に控え、開催される出身地・仙台市が過熱している。 コース沿いのホテルは予約で埋まり、関連グッズも飛ぶような売れ行き。12万人の来場が見込まれており、主催者の市などが準備に追われている。 「部屋からパレードは見えますか」「部屋は間違いなく予約されていますね」 市の目抜き通り沿いにあるビジネスホテル「クラウンヒルズ仙台青葉通り」。パレードのコースに面した部屋を探す女性客の問い合わせの電話が相次いでいる。3月下旬に開催日が発表された直後から予約が殺到し、21、22の両日とも全153室が埋まった。 フロントスタッフの菅野亜美さん(22)は「西日本から訪れる人も多く、ファンの熱意はすごい」と驚く。周辺のホテルも軒並み満室状態で、いずれも女性の割合が多いという。
日本語を習得できていない外国人の子供の急増に、教育現場からは悲鳴が上がる。 横浜中華街に近い横浜市立南吉田小学校では、全校児童約740人の半数以上が外国籍などの子供だ。保護者が帰化して日本国籍になっていても、家庭で使うのは母国語のみという子供もいる。昨秋の運動会では英語や中国語など計6か国語で放送を行った。 「臨時休校が決まっても、多言語のプリントが作れない」。こう漏らすのは関西の政令市の担当者。教員は日本語にふりがなをつけたり、個別に電話したりする対応を迫られている。 気持ちをうまく伝えられない外国人の子供が、日本人の子供とけんかになるケースもあり、首都圏の政令市の中学教諭は「生徒指導事案の8割に外国の生徒が関わっている」と明かす。
東京・銀座の中央区立泰明小学校が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」にデザインを依頼し、最大約8万円の標準服の導入を決めたことを巡り、同小の児童が登下校中に通行人らから服をつままれるなどの嫌がらせがあったことが区や同小への取材で分かった。 区教育委員会は19日の登下校時から、通学路に職員数人を配置し、同小の教職員らとともに児童の見守りを強化している。 区などによると、アルマーニ監修の標準服の導入方針が表面化した今月8日以降、児童から学校側に報告があった。登下校中の児童が通行人から服をつままれ、「これがアルマーニか」と言われたことがあった。また、別の児童は見知らぬ人から「あれが泰明小の子か」などと言われ、嫌な思いをしたという。
平昌五輪ボブスレー女子2人乗りにエントリーしているジャマイカ代表が、大会で使う競技用そりが用意できず、試合に出場できない可能性が浮上している。 ジャマイカのボブスレー連盟は14日、代表コーチの辞任を発表した。英BBCの【スポーツ】
2022年度末と見込まれる北陸新幹線敦賀(福井県)延伸に向け、加賀温泉駅での「全便停車」を訴える石川県加賀市のPR動画が人気だ。 市民らが出演し、金沢への対抗心や、自虐的な要素を加味して“面白い加賀市”を強調。昨年8月下旬の公開以来の視聴回数は11万回に迫る勢いだ。 動画は、誘致プロジェクト「東京2023加賀」のホームページ(http://www.tokyo2023kaga.jp/)で、「活動報告」として公開されている。同市の架空組織「新幹線対策室」の加賀停太郎(とめたろう)室長を中心にした市職員や市民らによる加賀温泉駅への新幹線停車実現に向けての“奮闘”を4話のドラマ仕立てにした。加賀美人が誘致にあたる「レディー加賀作戦」のほか、金沢に対抗し、加賀市の施設を「兼六園」ならぬ「兼七園」、「金沢21世紀美術館」ならぬ「加賀22世紀美術館」と改名する“迷案”など、1話ごとにネタが満載だ。 「金
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