このツイッターの投稿、面白い。じゃあコピペして自分もツイートしよう――。こんな風にツイッターにある他人のつぶやきを丸写して投稿する「パクリツイート」、略して「パクツイ」が問題視されている。他人のツイートを拡散する「リツイート」とは違って、自分オリジナルのツイートに見せかけることで、自分のフォロワーを増やそうとするのだという。 朝日新聞デジタルに5月上旬、ある「パクツイ常習者」のインタビュー記事が掲載された。18歳の男子大学生で、多いときで一日約300回の「パクツイ」をしていたと告白した。動機は「有名になりたい。威圧感を与えたい、みたいな」。「(罪悪感は)徐々にマヒしていきました」と話したという。 「パクツイ行為」に対する風当たりは、日に日に高まっているように思えるが、こうした「パクツイ」は、法的にも問題といえるのではないだろうか。著作権問題にくわしく、著作権をテーマにしたブログを運営してい