重い展開でなかなか言い出す機会がなかったのですが、板垣退助役の加藤雅也さんがますだおかだの岡田さんにしか見えないという悩みを抱えながらドラマは進みます。 髪を切った八重は夜襲に参加して、往年のクリント・イーストウッドばりに撃ちまくります。会津戦争全体から見るとあまり意味のない場面だと思いますが、さりとて主役を出さないわけにもいかず難しい展開です。 今回放送分のヤマ場のひとつは中野竹子らの女子部隊の出陣でした。大河の戦争シーンというのは難しいです。プライベート・ライアンみたいなことしちゃうとゴールデンでは放映できないでしょうし、水戸黄門みたいなベタな立ち回りでも白けてしまうでしょう。 そうこうしているうちに小田山にある火薬庫が政府軍に奪取されてしまいます。これでは銃も大砲も使えなくなります。ここで頼母が改めて開城恭順策を説きますが、他の家老たちからは「腰抜けだあ!」などと罵声を浴びます。恥を