中国が南シナ海南部の南沙諸島に海上浮揚式原発20基を建設することを明らかにしているという(Record China、GLOBAL TIMES)。 発電した電力は周辺の島々に供給されるほか、海水の脱塩にも使われるという。建設コストは59.8億ドルとされているが、中国では原子力発電プラットフォームを急成長する分野だと見込んでいるようだ。 南シナ海や南沙諸島については中国が領有権を主張するも、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所が「中国の主張は法的根拠がない」「南沙諸島に島は一つも存在しない」との判断を出している(中日新聞)。