西武から国内FA宣言した浅村栄斗内野手(28)が19日、獲得を目指していたオリックスに断りを入れた。一度も交渉しないままに“門前払い”されたオリックスは激怒し、去就は残留を目指す西武、楽天、ソフトバンクに絞られた。 オリックスがFA獲得を目指していた浅村に赤っ恥をかかされた。19日、長村球団本部長は浅村の代理人から「今回は他の球団を選ばせてもらう」と断りの連絡があったことを明かした。 オリックスは4年総額20億円の条件で今週中にも交渉する構えでいたが、会うこともなく断られ、同本部長は「会って話したかったというのが本音。交渉なので相手があること。こっちが選ぶことはできない」と沈痛な面持ちで話した。 ソフトバンク、楽天と交渉を終え、いよいよオリックスの番だったが…。会うこともなくソデにされる前代未聞の事態とあって、もちろん球団内では浅村への怒りの声が噴出した。 「こんなの聞いたことがない。礼儀