思い出は官能的にフランチェスコ・アイエツ 《接吻》1859年 ここに描かれているは・・男女の恋愛だけでなく、赤い服を着た男性はイタリア、青い服を来た女性はフランスの擬人化で2人は周りの目を忍んでイタリア統一時に結ばれた密約プロンビエールの密約を比喩したものだと言われています。 国同士の結びつきにしては色っぽい絵ですけどね。 この絵はアイエツが70歳になったころの絵ですが、若いころの思い出を描いたものではないかとも言われています。 アイエツは隣家の主婦と不倫していて、最終的に旦那さんに不倫がバレて肩を刺されるという大修羅場を繰り広げることに!! この『接吻』の2人もなにやら秘密めいたものを感じます。 絵の左奥にはなにやら不穏な影が近づいてきているよな・・ そしてキスする男の足は階段にかかっています。 キスに夢中になっていながら、なにがあればすぐにこの場を立ち去れる体勢を取っています。 若い頃
![クリムトやダ・ヴィンチ、画家たちのミューズ。名画にこめられた恋人たちの物語。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3d2f4446472216411e5180e531e09fec96eac65b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkaigablog.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F01%2F5726B110-31A9-49FE-AC3B-ADDF75F8353D.jpeg)