最近「デュアルコア」プロセッサとか、「クワッドコア」プロセッサという言葉が氾濫し始めている。「デュアル」は「2」、「クワッド = クワドロ」は「4」、「コア」はもともと「中核」という意味ですが、IT用語でなおかつチップ(集積回路)では、演算回路ないしはCPUのことになります。 ひとつのチップ(集積回路)に4つ(2つ)のCPUってどういう意味かというと、一枚のチップを「ダイ」と呼びます(写真参照)が、この上に4つ(2つ)の独立したCPUが乗っているものを「マルチコア・プロセッサ」と言います。 ダイ(SPARC IIIi) CPUが2つ以上あるとなにがうれしいのか、というと、たとえば、Webサーバに複数のユーザから接続された場合、CPUがひとつだと、待ち行列ができてしまいます。複数のCPUを同時に稼動させて、同時に処理すれば、その分だけユーザは早く結果を得ることができます。 単純なアナロジーを