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2012年6月10日のブックマーク (2件)

  • 第2回:巨人の肩の上に立つ:ボーン・デジタルの情報学|美術館・アート情報 artscape

    前回、「学術分野においては、研究者はアーカイブを活用し、また自身の成果をアーカイブに加えることが死活的に重要である」と述べた。 無論、アーカイブとの関連が深いのは学術分野だけではない。どの分野においても過去の貴重な資料・作品を保存するためのアーカイブは多数存在している。しかし、学術分野のアーカイブは保存目的ではなく、研究者が「いま」それを使わなければ職能をまっとうできないという点で、他の分野と一線を画していると筆者は考えている。それでは、研究者はどのようにアーカイブと関わっているのだろうか。 ドワーフと巨人 グーグルが提供している論文検索サービスGoogle Scholarにアクセスすると、図1のように検索ボックスの下に「巨人の肩の上に立つ(英語版ではStand on the shoulders of giants)」と書かれている。何の説明もなく、いささか唐突にも感じられるこの言葉は、近

    zavyzavy
    zavyzavy 2012/06/10
     『学術の分野は文献の引用を通じて過去から未来へと連綿と続いていくコミュニケーションの過程である(中略)アーカイブは(中略)より積極的に知識の流通を担うという役割が求められてきた。』
  • 第1回:生まれながらのデジタル情報:ボーン・デジタルの情報学|美術館・アート情報 artscape

    今月より大向一輝氏による新連載がはじまります。テーマは、情報のデジタル化とアーカイビングについて。ボーン・デジタルとはなにか? あらたなデジタル形態はなにをもらたすのか? 2009年8月より1年にわたり、全6回の隔月連載です。[artscape編集部] はじめに 筆者はここ数年、所属している国立情報学研究所での仕事として、学術論文を収集し、検索機能を提供する「CiNii(サイニィ)」というサービスの設計・開発に携わっている。 今回、artscapeにおいてデジタル・アーカイブに関する連載を行なうことになったのは、このCiNiiの活動が編集の方の目に留まったからだそうだ。しかしながら、最初に依頼をいただいた際にはあまりピンと来なかったというのが正直なところである。というのも、自分の仕事が「デジタル・アーカイブ」という言葉から想像されるものとはかけ離れている、と感じたからである。 一方で、Ci

    zavyzavy
    zavyzavy 2012/06/10
    『アーカイブの基本的な定義は「貴重な資料を収集すること、散逸や劣化を防ぐこと」であることが理解できる。』