「幽霊医師」登録数万人 厚労省データベース 死亡でも抹消せず あのお医者さん亡くなったんじゃなかったっけ!? 厚生労働省が今年4月から一般公開している医師のデータベースに、死亡した人が数万人分も含まれていることがわかった。遺族から連絡がないと死亡を把握できないためで、新聞に訃報(ふほう)記事が掲載された著名医師が登録されたままになっているケースもある。あまりの“幽霊登録”の多さに、実態把握に役立たないとの声も上がりそうだ。 このシステムは、患者がニセ医者を見分けられるようにと、今年度から運用がスタートした「医師等資格確認検索システム」(http://licenseif.mhlw.go.jp/search/)。医師の氏名と性別から、登録年や行政処分に関する情報を確認できるもので、約1300万円をかけて開発された。 もともとは医籍登録されている約46万人分の記録を電子データ化。ここから、死亡な