Appleから製造委託を受けている台湾企業で働く中国人の青年が、現在開発中のiPhone次世代モデルのプロトタイプの1つを紛失したことを苦に自殺したことを、ND DailyやSouthCN.comなど複数の中国系メディアが21日(現地時間)に報じている。Appleは機密情報流出に厳しいことで知られており、製造委託を受ける台湾Foxconn関係者らはこうした行為に非常に神経質になっていたといわれ、今回の件も関係者らによる厳しい尋問が青年を自殺に駆り立てたのではないかという話が出ている。 現地紙の報道によれば、Foxconnの中国工場で働く25歳の孫丹勇(Sun Danyong、現地語表記は孫の"つくり"が"小")氏は16日深夜に自身の住むアパートの12階から飛び降り自殺を図ったという。この青年は大学卒業後にFoxconnに入社、同社ではiPhoneの開発に携わっていたようだ。Foxconnは