日本障がい者サッカー連盟は3月2日、サッカーを通じた共生社会の実現を目指し、広島県の佐伯区スポーツセンターで「インクルーシブフットボールフェスタ広島2018」を開催する。「インクルーシブフットボール」とは、障がいの有無や種別などの違いを超え、障がい者と健常者が混合チームで一緒に楽しむサッカー。普段、知的障がい者むけのサッカースクール「あおぞらサッカースクール」を中心となって進めているFC東京普及部の鯨井健太コーチが、障がい児と日常的に接している豊富な経験を買われて、サンフレッチェ広島など地元のコーチやスタッフに交じって招かれた。 鯨井コーチが所属するFC東京は日韓ワールドカップ(W杯)が開催された2002年、FC東京のおひざ元、調布市とともに知的障がい者とサッカーをする教室を開催。当時は調布市在住の人に限定されていたが、口コミで広がり、世田谷区の「わくわくサッカー教室」、杉並区の「きらきら