■また新語? 今回は『グロースハッカー』*1という新著のご紹介と、その感想がテーマだが、このテクニカルタームをいきなり出すと、また読者のアレルギー反応を誘発してしまいそうで少々心配だ。だが、これは従来にはなかった役割を表現するためにあてがわれた用語なので、この名称が好きかどうかは別として、やむをえないところもある。いやはや、この業界(ネットサービス業界。もっとも、今やどの業界であっても、というべきか)、新しいものが出現しては過ぎ去って行くスピードが早過ぎる。 ■重要なコンセプト とはいえ、この名称で呼ばれる人たちは、過ぎ去って行くどころか今後もっと増えていくだろうし、役割の重要性はより明確に認知されるようになるだろう。遠からず一種のスタンダードになっていくことは確実だ。そして本書で主として取り上げられているマーケティングの領域のみならず、やがてはビジネス全般の構造を変えてしまうほどのインパ
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