事故のきっかけは、男性教員がアルコールをコンロに投入したことだった。爆発的に燃え上がった火は瞬く間に学生4人の衣服などに燃え移ったとされている。亡くなった1年生の男性(18)の死因は敗血症性ショック。警察は業務上過失致死傷容疑で調べを進めている。 現場を取材した全国紙記者が説明する。 着火にもアルコールを使っていた「事故が起きたバーベキューは学生と教員を合わせた約480人で行われました。60代男性の理事長は12台のコンロの着火担当で、新聞紙などにアルコールを染み込ませ、副理事長と一緒にライターで点火。その後、生徒らを呼びバーベキューを開始しました。事故が起きたのはそれから10分後。火の弱かった1台のコンロに20代の男性教員が手指消毒用のアルコールを直接注いだところ『ボンッ』と音を立てて燃え上がり事故に繋がったといいます。 病院に搬送された4人の学生は会話ができるほど回復していたそうですが、