「週刊SPA!2006.10/10号」(扶桑社)の鴻上尚史さんのコラム「ドン・キホーテのピアス・587」より。 【ここんとこ、ワークショップっつうのをやったり、新しい劇団のオーディションをしたりしています。 ちょくちょく書いている、僕が司会の『クール・ジャパン』というNHKBS2の番組で、面接の違いについて欧米人と盛り上がったことがあります。 ドイツ人もイギリス人も、そしてアメリカ人も、就職の面接の時は、「かなり攻撃的なことを聞く」んだそうです。 ドイツ人の説明が一番過激でした。 「離婚歴なんかがあると、『どうして離婚したの?』って突っ込まれますね。会社をいっぱい変わっていると、『なにかまずいことでも起こしたの?』って言われますね」 ちょっと信じがたかったので、「それは、なんのためなの?」と、素朴に聞けば、「とにかく相手を怒らせるのが目的なんですよ。怒った時に、相手がどうふるまうか、面接官
株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 山本七平氏の「空気」の考え方を再び取り上げます。 日本では様々な状況において、なんとなくその集団におけるものの見方の趨勢が決まり、もって意思決定に近いものがなされ、それで物事が進んでいくのですが、そこには「意思決定をした当の本人」は存在せず、従って、その意思決定に責任を持つ人がおらず、物事がうまく終始した時はよいのだけれども、何かをしくじってしまった場合に、責任を持つ人がいない状態に陥る。それはやはりヘンではないか?では何がヘンなのか?日本では「空気」が意思決定するからではないか?そうだそうなのだ、というのが山本七平氏の了解の仕方です。 彼がこのような思考をするに至
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く