「トルコライスの日」消える 「事故の9・16」在日大使館が難色 2013年09月16日(最終更新 2013年09月16日 01時27分) 長崎名物のトルコライス。地元のレストラン店主らは「これからもPRし続ける」と意気込んでいる ピラフ、スパゲティ、トンカツを一皿に盛った長崎発祥の「トルコライス」。3年前に長崎市がこの名物をPRしようと制定した「トルコライスの日」(9月16日)が、今年から取りやめになった。19世紀末のトルコ軍艦の遭難事故をきっかけに、日本とトルコの友好が始まった日にあやかっていたが、在日トルコ大使館から「9月16日は追悼の日」と“待った”がかかり、撤回した。 トルコライスは約60年前に長崎で生まれたとされる。名前の由来は「3品を三色旗(トリコロール)になぞらえた」「発祥の店名」など諸説あるが、どれも確証がない。 長崎市は2010年、トルコライスの日を定めた。1890年9月