エジプト・カイロ(Cairo)のスタジアムで開かれた「シリアを支援する集会」に集まった支持者に手を振るムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領(中央の両手を上げている人物、2013年6月15日撮影)。(c)AFP/HO/EGYPTIAN PRESIDENCY 【6月16日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領は15日、首都カイロ(Cairo)の競技場で行われた「シリアを支援する集会」に集まった支持者らを前に、内戦で国が分裂しているシリアとの関係を「決定的に」断ち切ると宣言し、カイロにあるシリア大使館を閉鎖し、シリアの首都ダマスカス(Damascus)からエジプトの大使らを引き上げさせると語った。 モルシ大統領はシリア上空に「飛行禁止区域」に設定するよう国際社会に呼びかけるとともに、シリア国民支援のための緊急支援集会の開催に向けて他のアラブ諸