「ミシュランガイド」京都・大阪版の発売を発表した、同ガイド総責任者のジャンリュック・ナレ氏(左)ら=6日午後、大阪市中央区、伊ケ崎忍撮影 仏タイヤメーカーのミシュランは6日、レストランの格付け本「ミシュランガイド」の京都・大阪版を10月に出版すると発表した。「掲載してほしくない」との反応を見せる店もあるが、大阪市内で記者会見したガイド総責任者のジャンリュック・ナレ氏(48)は「読者に推薦すると決めた店は載せる」と強気だった。 07年発売の東京版に続いて日本を紹介する第2弾。ナレ氏は「京都は1200年を超える歴史があり、伝統料理が培われている。大阪は日本第2の経済都市で『食い倒れ』の言葉があるほど食文化が盛ん」と両都市を選んだ理由を説明した。 同社によると、7人の日本人が07年秋から調査を開始。京都、大阪両市の約千店の「覆面調査」をほぼ終え、身分を明かして料理人や調理場の取材をしたり、