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2009年12月21日のブックマーク (3件)

  • オランダや低地ドイツでは、魔女と言えば牛乳魔女のことだった/アーレント=シュルテ『魔女にされた女性たち』

    低地ドイツやオランダ語圏では、16世紀半ばまで、魔女といえば、牛乳魔女のことを指していました。 牛乳魔女とは、牛乳魔術を使う魔女で、この魔女にかかると、我が家の牛から取れる牛乳の量はごく少ないものになるか、まったく取れなくなります。 命すら奪える魔術に対して、牛乳魔術とは、あまりに些細な感じがしますが、この地方での町に住みながら農業もやる兼業農家にとって、ミルクやそれから手作りするチーズは、自分の家で消費する他に、町で売って現金収入を得る貴重な手段でした。 彼らは農業と家畜を飼うことに加えて、町で雑貨や何かを売ることなど、一切合切で生活できるぎりぎりの収入を得ていました。 そんな中で牛乳の量が減ることは、その家族にとって致命的にもなりかねない事件でした。 牛が病気であったり、餌を十分与えられなかったり、牛乳の少なさを説明できる通常の理由が見当たらない、しかも事態は何年も、複数の牛について続

    オランダや低地ドイツでは、魔女と言えば牛乳魔女のことだった/アーレント=シュルテ『魔女にされた女性たち』
    zeroset
    zeroset 2009/12/21
    魔女狩りと「総量一定の原則」。日本における「狐憑き」も同様な感じ →http://blogs.yahoo.co.jp/akihito_suzuki2000/43631478.html
  • 「大質量の天体」≠「地表重力が強い」:宇宙におけるサイズと密度の関係 - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    海洋惑星の候補となるスーパーアース(GJ 1214b)が発見されたようだ。その話題で気づいたのだが「大きな惑星は当然重力が強い。人間が住むには不適だ。」そう漠然とイメージされているケースが多い印象を受けた。 小天体はともかく大型惑星の地表重力をその大きさだけでイメージすることはあまり望ましくない。例えば、太陽系の惑星の表面重力は以下の通りだ。 木星は300地球質量という莫大な物質を集積した惑星だが、それでも高々2.4Gしかない。人間が耐えられるレベルだ。他の大型惑星は地球と同等か、むしろ地球より表面重力が小さい天体さえある。系外惑星の例では木星より一回り大きな(HD 209458 b)の表面重力が0.9G程度だ*1。「比較対象がガス惑星ばっかりじゃねーか」という物言いは当然あるだろうが、地球型惑星でもそう事情はかわらない。今回発見されたGJ 1214bは地球よりずっと巨大な惑星だが表面重力

    「大質量の天体」≠「地表重力が強い」:宇宙におけるサイズと密度の関係 - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
  • 【正論】宗教学者・山折哲雄 「多神教」システムと政治の安定 - MSN産経ニュース

    ≪「仕分け」の意味が変わる≫ 今年は、海の向こうの「チェンジ」で陽(ひ)が昇り、海のこちらの「政権交代」で暮れようとしている。年末になって周囲を見渡せば、仕分ける人と仕分けられる人がマスコミという土俵の上で四肢(しこ)をふみ、睨(にら)み合いぶつかり合っている。 「仕分ける」という言葉を誰が発明したのかは知らないが、以前それはたしか「評価する」ということだったのではないだろうか。それがいつのまにか、魚や野菜の代金や種類を仕分けるように、ヒトの行動や人格までを仕分けるようになったということになるのだろう。 ふと、思い出す。経済が上向きになりかけたとき、われわれの社会に「コメ作り」という言葉が流行(はや)りだした。「稲作」という言葉がいつのまにやらワキに押しやられ、クルマを作るようにコメを作りだしたのだった。そんなことまでが念頭によみがえる。 さて、その「政権交代」のことであるが、私はかねて、

    zeroset
    zeroset 2009/12/21
    ステレオタイプな多神教優位論と宗教ナショナリズムで新味は無い。しかし宗教学者って・・・