自分は人権啓発アニメが好きだ。 そうなった理由はいくつかあるが、うち一つは以前同人誌にも書いた通り、ある作品がきっかけである。 それは、「おじいちゃんの花火」(1997年、企画:東京都教育委員会、製作:読売映画社、制作協力:井之上企画・京都アニメーション、監督・レイアウト・キャラクター・演出:木上益治)という作品である。 (このアニメのチラシ) https://twitter.com/kanisanbiki/status/596261638673596416 障害者への理解や家柄、いじめといった問題をテーマにした作品である。ネットで知り合った東京に住む主人公の中学生を頼って、北海道から両親を亡くした事故のため足の不自由な少女が介護犬とともにやってくる。 彼女の両親は家柄が会わないとの理由で結婚を反対されたため疎遠になっていた祖父が隅田川で花火を打ち上げることを知り同居する祖母に書置きを残し