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ブックマーク / univ-journal.jp (3)

  • 世界初、石油の代替となるバイオ燃料を合成可能な植物プランクトンを発見

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)、豊橋技術科学大学、生理学研究所のグループが、石油と同等の炭化水素(炭素数10から38までの飽和炭化水素)を合成する能力をもつ植物プランクトンを世界で初めて発見した。 一方、今回明らかになったのは、ハプト藻の一種であるDicrateria rotunda(D. rotunda)が持つ、炭素数10から38までの一連の飽和炭化水素合成能力だ。これは、ガソリン(炭素数10から15)、ディーゼル油(炭素数16から20)、燃料油(炭素数21以上)などに相当する炭化水素をつくる能力といえ、このような生物は過去に報告例がない。また、Dicrateriaは広く生息する植物プランクトンであり、グループが最初にこの能力を見出した北極海株ARC1だけでなく、微生物株保存機関に保管されている他10種のDicrateria属の株からも同様の合成能力が確認されたことから、種に共通

    世界初、石油の代替となるバイオ燃料を合成可能な植物プランクトンを発見
    zeroset
    zeroset 2021/08/04
    [”その「量」には課題が残る”これがねえ。とはいえ、イソクリシス目の一種というかなり「メジャー」な部類のプランクトンで見つかったのは面白い。
  • ヒストン遺伝子を全セット持つ巨大ウイルス「メドゥーサウイルス」の発見

    京都大学化学研究所の緒方博之教授らをはじめとする研究チームは、アメーバに感染する新規巨大ウイルス「メドゥーサウイルス」を発見した。 今回、同研究チームは、北海道にある温泉地域の湯だまりとその水底の泥土サンプルから、アメーバを宿主として新規巨大ウイルスを分離し、その感染過程・粒子構造・ゲノム組成の詳細を調査した。その結果、この新規巨大ウイルスは、これまでに知られていた巨大ウイルスと多くの点で異なる性質を持つことが分かった。 この巨大ウイルスは、アメーバを宿主として増殖するが、感染過程で一部のアメーバ細胞を休眠状態にする。この性質が、見たものを石に変える「メドゥーサ」を連想させるため「メドゥーサウイルス」と命名された。また、ヒストン遺伝子全セットを保持する初めてのウイルスであるなど、特異な粒子形態とゲノム組成から新たな「科」に属することが明らかとなった。 今後、メドゥーサウイルスの感染過程を分

    ヒストン遺伝子を全セット持つ巨大ウイルス「メドゥーサウイルス」の発見
    zeroset
    zeroset 2019/02/15
    染色体を構成するヒストンの遺伝子を、一部ならともかく全セット持ってるってことは、やはり真核生物の起源には巨大ウイルスが関わっているっぽいなあ。面白い。
  • ダーウインの進化説を世界で初めて実証、アスパラガスの性決定遺伝子を発見

    ダーウインの進化説を世界で初めて実証、アスパラガスの性決定遺伝子を発見 大学ジャーナルオンライン編集部 奈良先端科学技術大学院大学の研究グループは、全ゲノム(遺伝情報)や遺伝子発現の網羅的な解析手法により、アスパラガスの雌雄を決める性決定遺伝子を世界で初めて発見した。今回の成果は、基礎生物学研究所、徳島大学、東北大学、九州大学、東京大学との共同研究による。 今回、高速シーケンサー(DNA解析装置)を用いて、雄株だけで発現している遺伝子を探した結果、転写因子をコードする遺伝子(MSE1と命名)を有するのは雄株のみで、Y染色体上にあることが分かった。また、MSE1遺伝子は花の発達初期におしべでのみ発現・機能していることも判明。ゲノム編集技術を用いて検討した結果、Y染色体にコードされているMSE1遺伝子が花の発達中におしべで発現して、正常なおしべを発達させることにより、雄花を形成させていることが

    ダーウインの進化説を世界で初めて実証、アスパラガスの性決定遺伝子を発見
    zeroset
    zeroset 2018/06/28
    "おしべの発達に必要なMSE1遺伝子が変異による機能喪失によりX染色体になったことを示す" 単性花が両性花から進化したとするダーウィンの説を実証。それにしてもこのタイトルはちょっと。
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