ピクサーの新作『バズ・ライトイヤー』は日本では7/1公開だが、中東やアジアの14カ国では公開されないと決まった。アラブ首長国連邦(UAE)をはじめ、サウジアラビア、エジプト、インドネシア、マレーシアなどで、上映が許可されない。中国でも公開されない見通しだ。 この事態はピクサー側も、ある程度、予測したとおりだろう。公開拒否の理由は、女性同士のキスシーンが含まれることで、宗教上の理由から、あるいは同性愛を犯罪とみなす国には受け入れられないのが現実。しかもキスを交わすのが、作品にとってもメインのキャラクターなので、なおさらである。 中国は一部のシーンのカットを求めたというが、プロデューサー側はこれを拒否。作り手側の強い意思が感じられる。このキスシーン、じつは一度カットされていた。しかし今年の3月、親会社のディズニーが社内検閲によって同シーンをカットしたことが発覚。検閲への告発が起こり、キスシーン
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