松江城にも登場したネギマン(左)とマツエ・ジョー。中央は赤井孝美監督=松江市殿町 【藤田絢子】鳥取県米子市特産の白ネギがモデルの特撮映画「ネギマン」の上映会と赤井孝美監督(51)のトークショーが24日、松江市殿町の松江歴史館であった。ネギマンと松江城をモチーフにしたマツエ・ジョーが登場すると、会場は盛り上がった。 ネギマンは、米子市の中心市街地を盛り上げようと、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られる制作会社「ガイナックス」が手がけた。 会場では、鳥取県を舞台にした1、2話と昨夏に松江市で撮影された3、4話が上映された。松江編は、松江城の天守閣が付喪神(つくもがみ)ロボット「マツエ・ジョー」となり、石落としや火縄銃を使ってネギマンと対決している。インターネットの動画サイト「ユーチューブ」で公開している。 赤井監督は「東京発の文化が行き詰まる中、地方に根ざしたものに可能性がある